本校は昭和56年(1981年)に開校し、開校42年目を迎えた、現在17学級、全校生徒約550名の比較的規模の大きな学校です。本年度からは特別支援学級も新設されました。
2030年には、少子高齢化が更に進行し、65歳以上の割合は総人口の3割に達する一方、生産年齢人口は総人口の約58%にまで減少すると見込まれています。また、同年頃には人工知能(AI)が人間と同等の認知、判別能力を備えると予想されていますし、2045年には人工知能が人類を越える「シンギュラリティ」に到達するという指摘もあります。SDGs(持続的な開発可能な目標)を可能にするための教育に取り組むことが学校に求められています。昨年度から全面実施となった新学習指導要領の改訂理念を大切にした教育課程に取り組まなければなりません。社会も教育も大きく変わってきています。
本校では学校教育目標を「豊かな心」「学ぶ力」「健全な身体」の育成、本年度より目指す学校像を「生徒、保護者、地域の皆様、教職員から信頼される、温かな学校」としました。
昨年度は、ふじみ野市版のコミュニティスクール「地域協働学校」の取組の一つとして、花植えボランティア活動を実施し、ふじみ野市花いっぱい運動コンクールで、最優秀賞を獲得しました。今後も、生徒、保護者、地域、教職員が連携し、学校に関わる全ての人が笑顔になれる学校づくりに取り組んでまいります。
ふじみ野市立大井東中学校
校 長 金 子 文 雄